会報 「乾 坤」ー4 
 
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  120号      
  乾坤120号      2011年8月1日
    平成23年度・総会にあたって東京ふすま会会長 高橋正光)

  今年は高円寺事務所が開設されて20年をを迎える記念すべき年であり

 ます。  思えば、平成3年4月、恩師、会員905名の他、会員の関係会

 社9社から合わせて3700万円のご寄付をいただき、現在の事務所を購

 入いたしました。 什器備品も殆ど会員の寄贈により整備されました。

   東京ふすま会が今日まで発展してきたのは、この拠点があったから

 こそです。 改めて開設の任に当たられた先輩、ご寄付、ご寄贈されました

 方々に深く感謝申し上げます。 来る7月14日開催の合同コンパ・ふすま

 寮歌祭を手始めに今年度行事に彩りを添えて参りたいと思っております。  

 ふすま同窓会新会長挨拶(ふすま同窓会会長 文理8回 長沼龍平)

 ・ 懸案であった大学入学時のふすま会入会金の2万円への増額を本年

 度から実施しました。 ふすま会支部活動の強化・同窓会参加会員の増員
 
 対策など新たな施策を実施致します。 同窓会規約を見直し、新たに事務

 局規定を加え、文言の統一など整理して改訂しました。 4年毎に発行して

 きた同窓会名簿も平成24年度発行の準備にとりかかります。 東京ふす

 ま会の会員、先輩の皆様には、よろしくご指導とご支援をお願い致します。

  記念講演「日本の近代化と新聞の出現」(27回文乙 春原昭彦)

  日本の新聞界(日本新聞協会)は、2000年10月、近代新聞発祥の

 地、横浜に「日本新聞博物館」を開設、 幕末から今日までの大きな出来

 事を報じた新聞の紙面ならびに、過去の通信 ・印刷機器を展示すること

 にした。 戦中から戦後にかけて山形高校で、西洋史を講じられた村岡

 哲(あきら)先生は、「山形大学新聞」創刊号(昭和27年2月)の巻頭に

 内田銀蔵博士の言を引いて「歴史は過去の新聞にして、新聞は現在の

 歴史なり」と書かれている。 まさにこの新聞展示を見ると、日本の近代史

 の記述であることがわかる。

  「増員対策委員会の報告」(文理11回 相馬義嗣)

  会員の高齢化が進み、毎年50名前後の会員が減少していることから、

 平成19年総会後、増員対策委員会を発足させ活動してきた。 まずは、

 各年次のリーダーに事務所に集まってもらい、年次ごとの増員対策を相談

 した。 次にゼミの集まり(長尾ゼミ等)、クラブ活動の集まり(コーボルト会

 等)、 学科の集まり(全国的な物理の会や化学の会等)にも働きかけた。

   各年次の理事の方などを中心に集まっていただき、@各年次がどの

 ように同期生に参加を呼びかけていくか、A現在の会の活動や会報を魅

 力あるものにするためには何をするべき等を相談した。

   今後、年次会議で出された意見をまとめ、課題を整理して具体的増員

 活動に活かして行く予定である。

  元東京ふすま会会長松本薫君を偲ぶ

   私の彼に対する第一印象は、入学時30名のクラス・メイトのナカで一

 種独特の風格というか大人じみた一寸「おっかなそうな奴」というものであ

 った。 或日授業中にその彼が突然大音響と共に、教室の中程の場で机

 を抱えたまま引っ繰り返ったのだ。 クラス全員の眼が注がれ驚きの溜息

 と静寂の中で、ご本人はビックリした様子でドッコイショと机を抱いて起き上

 がった。 

 それを見ていた野村岳陽(漢文)先生は唯ニヤニヤ笑っておられる。

   それにしても豪快な居ねむりである。 先生の方もニヤニヤ笑った後は

 、いつもの調子のボソボソした声で講義を続けた。

                              (17回文乙 鈴木正次)

   松本先輩は小生が、山形高等学校に入学した時に3年生であった。

 入学すると直ぐ運動部の勧誘があって、たの運動部は問題にせず直ちに

 柔道部に入った。 その柔道部で松本先輩はキャプテン(主将)をされてい

 て、部の最高指導者であった。 

   時移り東京ふすま会の時代になる。 松本先輩は会に熱心に務められ

 た。 副会長を18年継続して担当された。 実に長い間務められたのに驚

 くほかない。 平成2年漸く会長に就任された。 そして4年間会長を務めら
 
 れ平成6年辞任された。 長期間のご努力に深く感謝御礼申し上げます。

                            (20回文甲 大谷木英夫)
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119号
  乾坤119号       2011年3月31日


































平成23年 年頭ご挨拶 東京ふすま会会長 高橋 正光)

   今年は東京ふすま会にとって大層記念すべき年となります。

  高円寺事務所が開設されてちょうど20年になります。この活動

  の拠点があったからこそ、今日まで東京ふすま会が維持発展し

  てこられたものと深く感じ入っております。」

  同窓会に期待すること (山形大学学長 結城 章夫)


  ・大学が一つの経営体となっている今、その観点でで大学か

  ら見れば卒業生や同窓会は大きな存在であります。皆様の母

  校である山形大学と同窓会が手を携え、一緒に発展していく方

  向になるように学長として頑張りたいと思います。」

  記念講演 剣道の話 (加賀谷 誠一)

  剣道は、竹刀による「心・気・力一致」を目指し、自己を創造し

  ていく道である。「竹刀と云う剣」は、相手に向ける剣であると

  同時に自分に向ける剣でもある。

  剣道は、勝負の場においても「礼節を尊ぶ」ことを重視する

  ・剣道は、世代を超えて学びあう道である。

  ・剣道は、生涯にわたって修行できる。生活とこの修行調

  和は楽しいのみならず、
類を救う道の一つであると信じている。

  山形大学OBセミナー(渡部 徳正)

  3月5日(土)、「山形大学 東京サテライト」のある、キャンバス

  ・イノベーションセンター(1階)国際会議室で、大学から、学長

  はじめ19名、OB会から米沢工業会16名、教友会15名、鶴窓

  会8名、ふすま会本部2名、東京ふすま会36名の総勢95名が

  参加し和やかに開催されました。

  東京寮歌祭(五十嵐 力)

   国破れて山河在り。旧制高校廃校となりて寮歌を残す。各

  地寮歌祭が次々と消滅していく中で、3月5日、東大安田講堂

  前の地下食堂で、「東京寮歌祭」が盛大に開催された。集うとこ

  ろの「寮歌オンチ」は、470余名であった。因みに、「寮歌オン

  チ」とは、寮歌気違いの尊称らしい。この寮歌祭の特徴は手作

  りにあり、「寮歌は、老化を駆逐する」と云われるが、この寮歌

  祭もあと何年続くか。

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 115号  
乾坤115号   2009年12月1日



   お詫び申し上げます

 平成20年8月以来、1年以上にわたって東京ふすま会の
 ホームページの搭載が出来ずに参りましたこと、合わせて、
 乾坤112号(平成20年12月1日
 発行)以降乾坤115号(平成21年12月1日発行)まで
 ホームページ便りを搭載出来ずに参りましたことを
 深くお詫び申し上げます。
 まことに申訳ありませんでした。
 このたび、乾坤116号(平成22年3月31日発行)から、
 ホームページ便りを復活したいと存じます。
 不本意ながら中断しておりましたが、
 三上 勇(22回理甲)参与、相馬義嗣(文理11回)常任理事瀬
 野尾純二(文理11回)常任理事、のご支援を頂き少しずつ挽回し
 ていきたいと思っております。                         
                            (文理6回丹羽武正)
kenkon115.pdf へのリンク
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116号
乾坤116号  2010年3月31日


 乾坤116号(平成22年3月31日発行)の
 ホームページだより
 
 【主な内容】 ドイツ学生歌は賀詞交歓会
 記念講演の演題であります。
 演題は下記の通りとなっております。
  ドイツ学生歌 Die Gedanken sind frei
            ー想いは自由だー

 平成20年8月以来、ホームページの搭載が
 出来ずに参りました。深くお詫び申し上げます。
 三上 勇(22回理甲)参与、相馬義嗣(文理11回)
 常任理事瀬野尾 純二(文理11回)常任理事、
 のご支援を頂き、このたび再開の運びとなりました。
 再開後は、1日のアクセス数は3〜4です。
 懐かしい再会、新たな出会い、たて・よこの
 繋がりを結ぶ楽しい集い等の場となるよう期待
 しております。       
                             (文理6回丹羽武正)
kenkon116.pdf へのリンク PDFファイル  
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117号
乾坤117号    2010年8月1日



  会長就任の挨拶から

   「ふすま同窓会90周年記念の年をスタートに、同窓会の原点

  を思い起こし多くの 若い卒業生と世代の違いを認め合い、和や

  かに交流し、入会を勧めていきたい。」

  前会長退任の挨拶から

   「東京ふすま会の前途は厳しいものがありますが、山大の若く

  て、多才で、有能なスタッフと協力し、無限の未来に向かって邁

  進してください。」

  記念講演会「亀井勝一郎文学研究と気泡除去装置」から

  ふとした機会に亀井勝一郎文学碑と出会った筆者は、碑に刻

  まれた碑文、 「邂逅し、開眼し、瞑目す」に衝撃を覚えるので

  ある。人生を 凝縮する箴言 は、筆者の身に重なっていた。

  定年退職後、気泡除去

   技術をビジネスとする会社を設立し今日に至るが 、筆者は

  気泡と「邂逅」していた。その後その成果を、学位論文「液中気

  泡の除去に関する研究」にまとめ、開眼するのである。筆者は

  更に高い目標に向けて「開眼」を急ぐ。
kenkon117.pdf へのリンク 
PDFファイル
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118号
乾坤118号


kenkon118.pdfへのリンク

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 ふすま同窓会90年記念祭から

   「素晴らしい、立派な式典を担っていただき、ふすま同窓会本

  部・90年祭実行委員会の皆様に感謝申し上げます。」

 90年記念・前夜祭から

   「山形駅出迎えから記念祭会場まで、山形本部各位の絶大な

  るご支援に感謝申し上げます。ご参加いただきました先輩諸兄、

  お疲れ様でした。有難うございました。」

 日本寮歌祭から

   「わが晩年に一大光明と歓喜を与えてくれたものは寮歌祭であ

  った。命ある限り、寮歌を歌い続けたいものである。」

 第14回山大の集いから

   「9月11日(土)、山大東京サテライト1階の国際会議室で、初

  参加者11名、女性参加者5名を含む57名が参加し、開催された

  。」

 ふすま寮歌祭・合同コンパから

   「山高創立時代の先輩達が世界に目を開き、大正ロマンの美意

  識と情緒と情緒に満ちた寮歌を生み、理想に燃えて生きたことを
 
  思い、先人の遺業にあらためて尊敬と感謝の念を捧げたい。」