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平成27年度東京ふすま会総会を開催

平成27年5月23日(土)午後11時30分から、学士会館において53名が参加して総会が開催された。
規約第11条2項による理事会が開催され、引き続き、総会に移りこの1年間になくなられた19名の皆さんに対し黙祷した。
総会では、26年度の事業報告、収支報告、監査報告が行われ、また、27年度の事業計画・予算が参加者の大きな拍手で承認された。

相馬事務局長の司会で理事会・総会がはじめられた。

   会の冒頭に1年間の状況を報告しながら、挨拶する高橋正光会長(文理11回)

事業報告を行う八木正毅総務部会長(文理13回)右端が津森 幸枝経理部会長(文理12回)

監査報告をする渡會成良監事(文理6回)


今年の講演会は、当会顧問 吉田 正文(文理2回)さんが行った。

吉田さんは、「安達峰一郎記念財団」理事長であった大内恒夫(19回文乙)さんの依頼で2年前から財団の常務理事をお勤めになっている。今回は「山形が生んだ世界の偉人安達峰一郎博士」という演題でお話していただいた。
安達峰一郎は、山之辺町に出身で明治25年東京帝国大学を卒業し、外務省に勤務した。
外務省で諸外国の公使、大使を歴任した。大正14年の第4回から8回まで国際連盟の日本代表、昭和5年には、ハーグの常設国際司法裁判所の判事、昭和6年からは所長を務めた。
その功績の数々を吉田さんから詳しく説明され、まさに山形はもちろん、日本だけでなく世界の偉人であることを知り、同じ県人として誇を感じた。ふすま本部も、山大と山辺町が共催で行う「安達峰一郎世界平和弁論大会」に協賛している。



総会も無事に終了し、恒例の全員の記念写真を撮影した。
今年は、会場がやや狭くなり、3段にうまく並ぶことが難しく、残念ながら2名の方が隠れてしまった(ごめんなさい)




懇親会の司会をする八木総務部会長
いよいよ懇親会に移った。
今年は、八木総務部会長
の司会で始まった。今秋ふすま同窓会95年記念行事が山形で開催されることもあり、本部から会長と実行委員長がおいでになった。
また、東京サテライトから、新しく就任されたお二方も見えられた。

懇親会で挨拶する高橋会長。

ふすま会本部の状況を報告しながら挨拶する長沼龍平会長(文理8回)

10月24日(土)山形で開催されるふすま同窓会95年記念祭の内容を説明しながら挨拶する実行委員長戸石健二さん(人文1回)


山形からおいでになった山形大学校友会の山口事務局次長が挨拶した。
校友会の活動と会員にお誘いの挨拶する山口事務局次長。
その右は東京サテライトのお二方。右が倉井多鶴さん、左が鈴木啓伸さん
 
いよいよ乾杯。乾杯は、参加者最長老の上田清基(21回理乙)さん
 
山高の皆さんは最前列のテーブルに。
 
山高の皆さん
 

懇談する文理卒の皆さん
     

若手の人文・理学の皆さん 
 

今回始めて参加した綿貫麦(人文34回)さんこと、講談師宝井琴柑さん。

新人は自己紹介するのが恒例。さすが、懇親会のお酒でがやがやしていた会場が見事な彼女の発声で静まり返った。自己紹介では、国立大学では、初めての講談師との紹介。東京ふすま会では、人文学部・理学部のメンバー中心に、講談師の「宝井琴柑フアンクラブ」を作るとか。

   宴たけなわの2時30分。恒例の学生歌、寮歌に移った。
昭和33年の大学学生歌「みどり樹に」を歌う大学卒業生。
   
 
寮歌 「ああ乾坤」、「ひかり北地に」は皆さんで肩を組んで歌った。
 

 
  閉めは、今回の講演の「安達峰一郎博士」の出身地「山辺町で育った」と言いながら稲村英夫常任理事(文理16回)が、熱気ある言葉で、「次の行事でまた会いましょう」といいながら締めくくった。