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平成27年新年賀詞交歓会開催

平成27年賀詞交歓会は、日本教育会館 喜山倶楽部で44名が参加して開催された。
例年20名を超えていた高校が10名台になり、さみしい限りであるが、講演会では「バロック音楽について」学び、懇親会は新年らしく大いに盛り上がり親交を深めることができた。

講演は、会場の都合でいつもと異なるやや広い「飛鳥」の間で行われることになった。

講演会場には11時半ごろからちらほらと集まりだした。


12時から相馬事務局長の司会で賀詞交歓会が始まった。


最初に高橋会長から今年度の事業執行状況、会員の動向などを説明し、そして今秋10月24日(土)の95周年記念祭に誘いあい大挙参加したい旨の話があった。

横尾さんの講演を熱心に聴衆する
参加者の皆さん。

今回の講師は横尾幸雄(文理10回)さんで、「バロック音楽について」と題した講演であった。
横尾さんは会社で研究部門に在職中からクラシック音楽に興味を持ち、特にバロック時代の音楽のライブラリーを集積し、ラジオ番組などで作曲家を紹介し、さらに調査研究し4000人に達したところで著書「あなたとバロック音楽」=作曲家のプロフィール集=を発行した。バロック音楽(戦国時代から8代将軍吉宗時代に相当)を聴く際の音楽ノートとして深く広く親しんでもらえばと話している。今回は音楽家(バッハやヘンデルなど)10名に限定し、その方の音楽を流しながら約50分紹介しお話ししていただいた。



講演会が終わり、会場を例年どおり「光琳」の間に移り、懇親会が始まった。
今年は、山形大学東京サテライトからお出でいただいた山本 有香准教授に来賓のご挨拶をいただいた。


山本先生は、今日雪のふる山形で共通1次試験が行われており、いずれ東京ふすま会の会員になる若い人が誕生することやふすま会の発展を期待する旨の挨拶があった。
 
挨拶する山本先生

乾杯は、風戸正巳(25回理乙)さんがおこなった。
風戸さんは、「月山、飯豊、朝日連峰に囲まれたた山形の地で、純朴な人々に愛されて過ごした3年または4年を忘れることが出来ない。今年は山高創立95周年、山大65周年の記念すべき年であり、母校の発展と東京ふすま会の会員のご健康とご家族の繁栄を祈って乾杯しましょう」と話し、高らかに乾杯の音頭をとった。

お年を感じさせない大きな声で乾杯する風戸さん



いよいよ懇親会が始まった。今年は人数もやや少なかったので5テーブルで各テーブル8〜10名で懇談した。

談笑する皆さん  (敬称略)


右から鈴木光男(26回理甲)和田宏(28回文甲)、森田郁男(28回理科)、上田清基(21回理乙)
  
右から吉野重彦(29回文乙)
鈴木隆司(29回理科)
新田孝二(29回文乙)
 
右から小山昌志(文理10回)、林 信行(文理11回)、千葉慶胤(文理11回)
  右から稲村三夫(文理17回)、後藤雍正(文理16回)、稲村英夫(文理16回)、三俣壯一(文理16回)、高橋正光(文理7回)

賀詞交歓会では、新年に当たっての挨拶をしていただいた。今回は次の3名が行った。

高校は、和田さん、大学は久方ぶりに賀詞交歓会に出席した寺岡さんと、嶋さんが登壇し挨拶した。

和田 宏さん(28回文甲)

寺岡一雄さん(文理13回)

 嶋 和範さん(文理16回)

懇親会の時間は2時間と限られている。宴の〆は寮歌、学生歌を皆さんで歌う。
最初は、代表寮歌の「嗚呼乾坤」である。
そして、昭和33年の山形大学学生歌「みどり樹に」、最後は校内にあった寮で歌い続けられた 「ひかり北地」である。

 

中央にいる風戸さんの音頭で「嗚呼乾坤」を歌う皆さん。

  
風戸さんの右横の渡會成良(文理6回)さんの音頭で
「みどり樹に」を歌う皆さん。
 
「ひかり北地」は、高校生が夢を抱きつつ過ご
した3年間の学生生活にわかれをつげ、次への
門出を歌う名歌である。
その前文を今回は森田
郁男(29回理)が浪々と歌った。

ひかり北地は、賀詞交歓会の締めにふさわしくみんなで肩を組んで歌った。
 
閉会の挨拶をする五十嵐さん。
賀詞交歓会は盛り上がり、会場との約束の3時を5分オーバーしたが、五十嵐吉郎常任理事(理学部1回)が最後に〆の挨拶をし無事に終了した。