トップページへ

会報「乾坤」159号のご案内―2024・8・1発行―

会報「乾坤」159号のご案内―2024・8・1発行―

 

会報「乾坤」159号が発行されました。会員の皆様には7月30日に発送しました。

経費節約の関係から今号は12ページとなりました。

主な内容

理事会・総会、会長挨拶、ふすま会会長挨拶、記念講演、収支報告・予算、事業報告・計画、寄稿(小山孝雄・後藤雍正)、山形回想(小島勝衛)、あーかいぶす(高円寺事務所開設)、会員だより、事業案内

P 理事会・総会 

理2回 伊藤英孝氏

 6月2日(土)学士会館。学士会館は建て替えのため今年末で取り壊しになる。参加者は山高1名、文理12名、人文5名、理7名で27名。少し寂しい総会となった。

第一部       理事会・総会。稲村会長代行から、財政窮状の訴えがあり、赤字予算になったこと、赤字は基金より取り崩した旨報告があった。また、そのためには特別寄付金をお願いしたいと訴えた。

第二部       岩槻正志氏(理3回)記念講演。「極微の世界への挑戦」

第三部       懇親会。御来賓のふすま同窓会 髙橋会長よりご挨拶を頂いた。

乾杯。御発声は、山高28回の森参治氏。病気をおして参加した笹谷会長の挨拶、立川志らぴー氏(人文45回片桐悠悟氏)の小話、新役員の五十嵐吉郎氏の挨拶等があり、寮歌・学生歌を高唱したあと、和根崎勉氏の閉会挨拶でお開きとなった。

 

P 東京ふすま会理事会・総会 会長代行挨拶

 文理16回 稲村英夫

 ・事業は予定通り実行、計画は前年度を踏襲する。

 ・決算は辛うじて黒字となった。しかしそれは、前年度の繰り越しがあったからで実質16万円の赤字だった。予算は可能な限り節約するが赤字予算を組まざるを得なかった。赤字部分は、一般会計にそぐわないが基金から補填せざるを得なかった。

 ・会員増、収入増、経費削減を図るが、止む無く「特別寄付金」をお願いすることにした。

  「乾坤」159号に号外を同封するのでよろしくお願いしたい。

P 御来賓ご挨拶

 ふすま同窓会会長 高橋 節様(人文2回)

 ・本部事業の取り組み 総会をホテルからキャンパス内に移す。

  「ふすまの日・ふすまの夕べ」を「ふすまの集い」とし、内容も改める。

 ・法人化を進め、同窓会の恒久性を高めていく。

P 記念講演

理3回 岩槻正志氏 「極微の世界への挑戦」―ピコの技術で科学と産業への貢献―

岩槻氏は、宮城県出身、理学部を卒業した後、日本電子(株)に入社、主に技術職を歴任し、2013年代表取締約副社長(CTO)に就任された。また山形県産業技術振興機構の理事長にも就かれた。講演は、ミクロの世界に興味を持たれた氏が、電子顕微鏡を通してオノからピコの世界に挑戦、多くの物理学者や化学者と共同研究して電子顕微鏡を発展改良し、分子構造の解明や原子の可視化挑んできた歴史を披露された。

(伊藤英孝氏の文章を借用)

P 寄稿

その1 高円寺セミナー 「読書会」20年の歴史をさらに進める

 文理14回 小山孝雄氏

 度會成良氏の誘いで参加した。前もって選定された報告者がレジメに自分が選んだ本の概要をまとめて報告し、私見を述べる。それに対して各自が意見を述べる。その後、高円寺駅前での反省会“とも直会とも称する飲み会もまた楽しい。

 第1回は平成17年、テキストは藤沢周平著「漆の実の実る国」、報告者は度會氏と聞いている。

P 寄稿

  その2 走る、歩く

 文理16回 後藤雍正氏

 体重計を娘が買ってくれたが、それによると実年齢78歳、身体年齢55~53歳。若さの理由を考えてみたら、山大時代に培った「走る」 を楽しむ習慣にあると思われた。

 高校時代は朝飯前30分程走ってから学校へ、大学時代は時間があるとグランドや近辺走り、教育学部のマラソン大会にも出場、山形県縦断駅伝大会に出場し、社会人になっても走っていた。そして今でも家の周りを走っている。

P 山形回想 

 文理11回 小島勝衛氏

 遥かなる いにしえ偲びことの葉に 思いを探る時やいま

 ・住 最初、キャンパスから5~6分のところに工学部の人と住んだ。その後羽前山辺駅近く。薬師町の興譲館寮で共同生活。4年の時学寮に入った。学寮は寝るために帰るところ、一日の大半は研究室で過ごした。

 ・食 納豆汁、青菜漬が忘れられない。同僚におごってもらった烏賊天丼の味と烏賊の大きさを想い起すと今でも生唾出てくる。

 ・冬景色 雪の降り仕切る中、ドッペり横町から「雪のふるまちを~」高歌放吟して帰ったこと、蔵王で転倒して気を失ったこと・・。

 ・休講 市内に出かけたこと、休講で憲法の単位不足なったこと・・。

・学び 4年になると、研究室が卒論実験のための部屋になった。汚れた白衣を着て自慢気にしていた。

10P 乾坤 あーかいぶす

 18回文乙 松本 薫氏

 事務所転々 そして高円寺事務所開設

 〈2004年12月1日発行 乾坤第100号から転載〉

 平成3年4月 高円寺事務所開設にいたる経過を記しています。

11P 

・会員だより(総会返信葉書より転載)

  立花士郎 中里祐二郎 吉田良吉 小山昌志 山本幸男 金子敏雄 丹野芳和

   各氏より頂きました。

 ・特別寄付金のお願い

12P 

・事業案内と予告 見学会 芋煮会 新年懇親会

・編集後記 文理16回 稲村英夫