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会報「乾坤(133号 27.12.1発行)とびら

広報部会の お勧め6篇 (文中 敬称略)

01ふすま同窓会95年記念祭開催
    盛大に開催される
第1部 ティーデマンふすま賞授賞式
第2部 記念講演
東京ふすま会常任理事岩槻正志氏(理3回)が「世界の最先端科学技術に貢献する日本の計測検査技術」〜ピコの世界を覗き見る〜と題した講演をしました。
第3部 記念式典
第4部 祝賀懇親会 東京ふすま会高橋正光会      長が万歳三唱を行う。
山形高等学校は大正9年に創立、今年で95年。去る10月24日(土)ふすま同窓会記念祭が開催された。記念式典には約150名出席。東京ふすま会からは27名出席。(後略)


02第19回東京ふすま会「山大の集い」盛大に開催 出席者65名で去年より4名少なくより一層の会員増が必要と思われた。
 9月8日(土)14時から八木総務部会長の司会で開催された。総勢65名。文理37名、人文14名、理9名来賓5名で去年より4名減。文理の減少を人文・理の増加で補えなかった。事務局では7月から会報、ホムページで呼びかけを行い他にも郵送で参加を呼掛けたり、電話で直接勧誘したり可能な限りの努力行ったが期待数を確保できなかった。来年は最低でも70名は確保しなければならないと痛感した。今回は都合で不参加の方も来年はぜひ仲間と誘い合って参加して頂きたい。(後略)
                     
文理16回 稲村英夫
(1)「山大の集い」に参加して 


人文1回 宮崎正義
(前略)初めて「ふすま会」行事に参加した時は、卒業以来顔会わす機会の無かった見覚えのある懐かしい顔があり、山形小白川での若かりし頃を思い出しました。それにしても、頭の方は白く、あるいは薄くなられても、皆さんお元気で40数年前の面影が克明に残っているのを見てびっくりしました。面影は変わらないものですね。(後略)

人文12回 吉田 勉
(前略)6年程前、先輩より東京ふすま会の「山大の集い」案内を頂きました。東京の田町駅前に拠点があり、毎年集いやイベントが開催されていることを初めて知りました。以来、「山大の集い」には楽しく参加させて頂いております。講演会も楽しみです。(後略)

(2)「山大の集い」記念講演
   理学部副学部長 脇 克志教授
   演題 山形の和算家

(前略)奥山先生は、信州大学をご退職後に山形に戻り、山形が誇る和算家会田左衛門安明のご研究を精力的に続けていらっしゃり、私に一緒に和算を学んでみませんか?お誘いいただきました。私も和算という江戸時代に日本独自で行われていた数学研究があったことは知っていましたが、漢文で書かれた和算書の内容は、理解出来ません。まして山形の地に、当代一の和算家がいることなど、全く知りませんでした。私は山形と数学を結びつける一本の糸を見いだしたと感じ、それから奥山先生との月に一度の和算セミナーを始めました。(後略)


03寄稿2題

(1)26回理甲 鈴木光男
   坂本越郎先輩について

(前略)斉藤茂吉に傾倒して、自作の歌集を茂吉に送ったところ、茂吉は丁寧な朱をいれて返送してきて、それ以後、茂吉の指導を受けている。茂吉よりドイツ文学をやることと、詩をつくることをすすめられ、その方面に進むことを考えるようになった。(後略)
(2)文理16回 後藤雍正
   学寮 一寮三室 学寮で過ごした思い出とエピ   ソード、写真を掲載
 
私は昭和39年4月、山大入学と同時に入寮し、卒業まで4年間を学寮で過ごした。学寮では、1年生から3年生までは半年に1回の部屋替があったから、その間、6つの部屋を経験したことになるが、部屋の様子、メンバーの顔、部屋での出来事など、今も鮮明に思い出すのは一寮三室でのことである。
(後略)


04寮歌祭
(1)29回文乙 吉野重彦
   第5回全国旧制高校寮歌祭
(前略)。「今年が最後かも」と言い交わして参加された方も多かったと聞くが、家主の住友さんのご好意で来年も10月10日(体育の日)に開催することが決まった。 しかし、来年こそ最後ということもありうるので、是非一人でも多くご参加頂きたいと願う次第である。

(2)29回文乙 新田孝二
   第4回寮歌伝承の集い

 第4回「寮歌伝承の集い」が9月13日(日)13時から東京神田一ツ橋の如水会館で行われた。最近、雨ばかりで天気が悪かったが、今日はよく晴れた。この会の趣旨は、寮歌を旧制高校生らしく蛮カラに歌うのではなく、優れた寮歌を「美しく」歌い、これを後世に伝えていくというものである(後略)


05乾坤あーかいぶす 
文理1回 黒部佳江

第10回は黒部佳江さんの「山大1回生の回想」です。(第33号・昭和57年7月発行より転載)10回目で初の女性による一篇です。昭和24年山大第1回生として入学。この年度の文系学生は85名そのうち女学生は6名と正に希少価値だったようです。女性の目からみた「山形の暮し」「山大の雰囲気」「サークル活動の様子」などが温かく伝ってくる爽やかな一篇です。(平成25年4月逝去) 


06東京ふすま会主催の行事2件

(1)第29回見学会 理1回 菊地信幸
知的センスを擽る都内の穴場発見ツアー小石川植物園、印刷博物館、江戸東京たてもの園の印象や昼食、バス中、反省会の様子を記しています。

(前略)反省会新宿の居酒屋。飲んでしゃべって頭に入ったと思った新知識がほとんど出てしまい、帰りの電車は朝と同じ空っぽの状態でしたが昨年の日野自動車見学同様に大変勉強になりました。今後の見学会も大変楽しみです。



(2)第6回懇親芋煮会 文理17回 稲村三夫
11月7日若洲公園キャンプ場で28名参加、中里シェフからバトンタッチされた2代目シェフが会場の様子や子供の頃の芋煮会の思い出を記している。


(前略)先ず最初は、今日の参加者中最高齢であられる山高先輩の上田清基さんから、先般山形にてのふすま会95年記念祭に出席されたこと、そしてこの芋煮会にはこれからも参加したいことなど年を感じさせない、力強く若々しいお話がありました。(後略)